中国ショック、動揺続く 東証急落、895円安

 【共同】24日の東京株式市場は日経平均株価が急落し、終値が前週末比895円安と約2年3カ月ぶりの下げ幅を記録、1万9000円を割り込んだ。世界経済の変調に身構えるリスク回避姿勢が鮮明になった。原油安や円高など中国に端を発した世界市場の動揺が続き、上海などアジア、欧州市場にも株安が波及した。

 世界の成長をけん引してきた中国経済が鈍化の兆しを見せた「中国ショック」が深刻さを増せば、日本経済は一段と打撃を受けそうだ。世界的に株式市場から逃避した資金が安全資産とされる円買いに回る悪循環が続き、株安基調が長期化する恐れが出てきた。

 日経平均株価(225種)の終値は前週末比895円15銭安の1万8540円68銭。5営業日連続で下落して約半年ぶりの安値となり、この間の下げ幅は2000円を超えた。東証株価指数(TOPIX)は92.14ポイント安の1480.87。出来高は約39億4900万株。

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