米軍が情勢分析歪曲か 対「イスラム国」で調査

 【共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は25日、米中央軍がイラクでの過激派組織「イスラム国」掃討作戦の見通しを肯定的に見せるため、現場の情勢分析を恣意的に歪曲していた疑いが浮上、国防総省の監察官が調査を開始したと報じた。

 情勢分析はオバマ大統領を含めた政策決定者のために作成。オバマ政権が成果を強調してきた米軍主導の空爆作戦やイラク軍による地上作戦の評価をめぐり、波紋を広げそうだ。

 歪曲が事実であれば、野党共和党などから空爆だけでは不十分だとして地上作戦への米軍の関与強化を求める声が強まる可能性もある。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る