8年契約でドジャース入団 前田投手、体調面不安なし

 プロ野球広島からポスティングシステムでの大リーグ移籍を目指していた前田健太投手(27)がドジャースと8年契約を結んだことが7日に発表された。背番号は広島時代と同じ「18」。本拠地ロサンゼルスで入団の記者会見に臨み「自分を評価してくれたこのチームで(優勝して)シャンパンファイトをしたい」と抱負を語った。

 8年契約は田中将大投手が2014年にヤンキースと結んだ7年契約を上回る日本選手最長。AP通信によると総額2500万ドル(約29億5000万円)。シーズンごとに高額の出来高払いが設定され、年間32試合に先発して計200回を投げれば最高で総額1億620万ドル(約125億円)になる。ドジャースは広島に譲渡金2000万ドル(約23億6000万円)を支払う。

 契約前の身体検査で問題が出たことを明らかにした上で「日本で9年間、プレーしてきて一度も長期離脱がない。これから先もずっと投げる自信はある。不安は全くない」と強い決意を口にした。(共同)

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