食らいつくサンダース氏 劣勢不変も意気軒高

 大統領選の民主党候補指名争いで、「格差是正」を訴えて若者やリベラル層などから熱狂的支持を得るサンダース上院議員(74)が粘り強さを見せている。共和党との本選を見据える独走状態のクリントン前国務長官(68)に、6月に行われる最後の予備選まで食らいつく構えだ。

 サンダース氏は、7月の党大会で候補選出の投票権を持つ代議員の数で引き離されており、逆転は困難との見方が支配的。だがワシントン州など3州での26日の党員集会は全て圧勝で飾り、根強い人気を示した。勝利宣言では「われわれの勢いを誰も否定できない」と意気盛んだった。

 27日付のワシントン・ポスト紙は、クリントン氏の地元ニューヨーク州での4月19日の戦いに向け攻撃を強める構えだと報じた。サンダース氏が善戦すれば、指名争いの決着が6月までずれ込む公算は大きくなる。(共同)

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