政府予算案決定 首相主導で重点配分 押し切られた財務省

 【共同】過去最大となった政府の2015年度予算案は、アベノミクスによる税収増を背景に、安倍晋三首相の意をくんで防衛や子育てに重点配分する首相主導型となった。押し切られた財務省は介護報酬切り下げで財政再建への姿勢をかろうじて示し、確実な消費税再増税に望みをつないだ。

 「国債の発行額は6年ぶりに40兆円を切る」。首相は14日、官邸で記者団に15年度予算案でも財政再建を重視したと強調してみせた。

 だが、予算総額が96兆3420億円に膨らんだのは「首相の意向が働いた」(政府関係者)からにほかならない。首相はもともと経済成長を重視する「上げ潮派」で、自民党内にも「予算内容はばらまきだ」(中堅)との思いがくすぶる。

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