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年末年始一時帰国スペシャル
「開業100周年」東京駅で遊ぶ!
文&写真/佐藤美玲(Text and photos by Mirei Sato)
- 2014年12月5日
探険!「東京駅一番街」
八重洲側の改札外にあり、人気のエリアが集まったのが、「東京駅一番街」だ。乗降客に、駅を「スルー」せず、「改札の外へ出てまで足を運びたい」と思わせる、魅力的な商業施設をめざしてつくられた。「エキナカ」施設とも、ひと味違う仕掛けがいっぱいだ。
●東京おかしランド
日本を代表する菓子メーカー「カルビー」「森永製菓」「江崎グリコ」のアンテナショップが集まる。キッチン併設で、目の前で作ってくれる「工場感」がウリ。スーパーで買える商品ではなく、地方限定版のお菓子や、東京駅オンリーの商品を並べる。
●東京キャラクターストリート
アジア各国や日本の地方から来た観光客が、開店前から行列をつくっているエリア。店のシャッターが開くと同時に、次々にキャラクターグッズを買っていく。
大人の女性が好むキャラクターから、子供が喜ぶキャラクターまで。希少性の高いグッズを揃えている。在京の6テレビ局も出店し、人気番組の商品を売る。
「東京駅」らしさを出すことも忘れていない。駅長さんピカチュウのぬいぐるみや、キティちゃんと東京駅丸の内駅舎がデザインされたボックスに入ったチョコレートクランチは、ここ限定の人気商品だ。
日本は今、ちょっとした「新幹線ブーム」だ。東海道新幹線が開通して、今年で50周年。来年3月には「北陸新幹線」が金沢まで開通し、「北海道新幹線」の建設も予定されている。
そんなこんなで、キャラクターも「新幹線モノ」流行りだ。特に、新幹線の線路を検査する電気軌道総合試験車、通称「ドクターイエロー(新幹線のお医者さん)」の商品は、男の子に人気がある。黄色い車体で、10日に1回程度しか走らないので、「見たら幸せになれる」とさえ言われている。
●東京ラーメンストリート
東京を代表する有名ラーメン店を8軒集めた。東京駅で今、一番ホットな場所。
一番人気の六厘舎は、もともと大崎にあったが、人が並びすぎて周囲に迷惑がかかり一時閉店した、という伝説の店。「味玉つけめん」は、太い麺と、濃厚なつけ汁が特徴。昼時は厳しいが、午後3時過ぎなら比較的短い待ち時間で食べられる。
二番目に人気があるのは、「東京駅斑鳩」。とんこつ系スープと魚介系スープをブレンドした「東京駅らー麺」が人気。
続いて混雑しているのは、「塩専門ひるがお」。有名な「せたが屋」の塩専門店だという。
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