今年こそ挫折しない! 新年の抱負を達成しよう

つい先日まで「明けましておめでとうございます」と新年の挨拶をしていたのも束の間、もう1月が終わってしまいました。ワーキングウーマンの皆さま、今年新しく掲げた「New Year’s Resolution(新年の抱負)」は、まだ挫折せず続いていますか?

ある調査によると、新年の抱負を決めてから約1週間後には25%の人が脱落し、2週間後には約30%が脱落、そして1カ月後には約40%が脱落。1.5カ月後には55%が脱落する結果が出ているそうです。聞くだけで恐ろしいですね。

今年の私の新年の抱負は、「パブリックスピーチを練習し、英語プレゼンのスキルを上げよう」です。正直なところ、私は大勢の人前で話すのはあまり得意ではないのですが、社内での担当業務上、なかなかそうも言っていられなくなってきました。そこで、今年は甘えた自分の心に鞭を打ち、この抱負を掲げたわけです。

さて、一言で「英語プレゼンの練習をする」と言っても、鏡の前で自分自身に話しかけるだけではなかなか改善しません。かといって、プレゼンの機会をただ待っているだけでは何も進まず、それこそ挫折組の仲間となってしまいます。

そこで一念発起し、今年から、パブリックスピーチ力の向上とリーダーシップの育成を主体活動とする「Toastmasters International(トーストマスターズ・インターナショナル)」というグループの会合に参加することにしました。

皆さまは、このトーストマスターズというグループを聞いたことがありますか? 「インターナショナル」と名がつくだけあり、アメリカはもちろんのこと、日本を含む143カ国で活動する非営利団体です。アメリカでは1万6600以上のグループ活動があり、それぞれが毎週集まってスピーチの練習等をしています。

Toastmasters Internationalhttps://www.toastmasters.org/

私の職場の近くにグループがあるかを検索したところ、なんと5分以内のエリアに7件ものグループがヒットしました。その1つが、毎週水曜にある企業の会議室を借りてランチタイムに集まっているとのことだったので、そちらの体験入学をすることにしました。今回は、この私の体験談をご紹介したいと思います。

まったく知り合いがいないので心細くもありましたが、会場に到着すると、皆とても温かく迎えてくれました。その日集まったのは20名ほど。男女問わずさまざまな企業に勤める方々が、自分のランチタイムを削ってプレゼンの練習に来ていると知り、脱帽の思いでした。

その日練習したのは、「テーブルトピック・スピーチ」というものでした。簡単にいうと、司会者がランダムに発表者を指名し、選ばれた人はその場で与えられたお題に関して1分の即興スピーチをする……というものです。

司会者以外にも、発表者の文法をチェックする「文法チェッカー」という人や、スピーチタイムを計測する「タイマー」という人がいて、厳密にプレゼンの技術をチェックされます。また、おもしろいなと思ったのが「Ah(あのー)・カウンター」という人。これは、発表者がスピーチ中に「あのー」「えーと」などの場つなぎ言葉を無駄に発しないよう、その回数をカウントする役目の人です。

このような人たちの厳しい目でモニターされながら、突然指名されて皆の前で1分の即興スピーチをする緊張感といったら! 私の手のひらは汗でびっしょりでした。「どうか当てられませんように」との祈りもむなしく、4番目に突然私の名前が呼ばれました。奇しくも、お題はなんと「新年の抱負」。頭が真っ白になりながらも何とか1分のプレゼンを終え、ありがたいことに拍手をいただくことができました。

緊張した1時間でしたが、とても楽しい時を過ごすことができました。これを毎週続けたら、1年後の私は確実に今よりもプレゼン力が上がっていることでしょう。そんな新しい自分を目指し、メンバー登録をすることにしました。
新年の抱負を挫折してしまうのは、とてもたやすいことです。だからこそ、心が折れてしまう前にまずは行動を起こしてみませんか? 私もこれからは毎週水曜に、冷や汗をかきながらプレゼンを練習することにします。

一緒に頑張りましょう!

参考サイト
https://askabout.jp/main/2012/01/10/%E4%BB%8A%E5%B9%B4%E3%81%AE%E6%8A%B1%E8%B2%A0%E3%80%812%E9%80%B1%E9%96%93%E5%BE%8C%E3%81%AB%E3%81%AF3%E5%89%B2%E3%81%8C%E6%8C%AB%E6%8A%98/

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北村祐子 (Yuko Kitamura)

北村祐子 (Yuko Kitamura)

ライタープロフィール

在米23年。津田塾大学を卒業後に渡米し、ルイジアナ大学でMBAを取得後、テキサス州ダラスにある現在の会社で勤務すること20年目。ディレクターとして半導体関係の部品サプライチェーン業務に関わるかたわら、アメリカで働く日本人女性を応援しようと日々模索中。モットーは、「鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトトギス」。

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