健康な体を手に入れる
快適習慣始めよう
- 2019年4月1日
- 2019年4月号掲載
生活リズムを整える
セルフケア方法
自律神経を整えるには、生活習慣の見直しが大切。食事や睡眠、運動、リラックス法などから生活リズムを整えるポイントを押さえて、健康な体を維持しよう。
食事
1日における食事の回数は、通常は3回とされている。だが、胃もたれや胸やけをしやすい人は胃腸が弱いので、1回あたりの食事の量を減らして回数を増やしたほうが、体の負担が減る場合もある。人によってベストな量・回数は異なるので、自分に合ったスタイルを見つけると良い。
食材はオーガニック系のものを選び、なるべくフレッシュなうちに使うことを心がけよう。農薬を使ったものは自律神経の乱れの原因にもなる。また、食事を取るうえで、栄養バランスは特に重要だ。体に良いもの、胃腸を整えてくれるもの、血流を良くしてくれるものなどをバランス良く取り入れてほしい。血糖値を急激に上げないように、野菜、酢の物、温かいものから先に食べるのがポイント。
摂取すると良い食材
●ビタミン群が豊富な緑黄色野菜
ブロッコリー、ほうれん草、ビーツ、ニンジン など
●腸内フローラを整えてくれる発酵食品
キムチ、納豆、味噌 など
●良質な油
アボカド、青魚 など
●快眠へと導くトリプトファンを含む食材
ターキーをはじめとする良質な肉、乳製品 など
運動
運動は、自律神経を整えるのに効果的。ここで注意したいのが、「適度な運動」だ。急激に激しい運動をしてしまうと心臓や血管に負担がかかり、自律神経のバランスが崩れてしまう。適度な軽い運動は、体を動かした後に副交感神経の働きを高めてくれる。ピラティスやストレッチ、ウォーキング、軽いジョギングなど、自分に合った方法で定期的に運動しよう。
ヨガやストレッチは初心者におすすめ
体を動かすことに慣れていない人にとって、ヨガやストレッチは無理なく続けられるエクササイズ。まずは1回20分を週3回こなすところから始めよう。
ポイントは、1〜2カ月は同じポーズを毎回繰り返すこと。慣れないうちから毎回違う動きを取り入れてしまうと、体がついていかなかったり、体を痛めて自律神経を崩してしまったりする可能性も。同じことを繰り返すことでスムーズな動きができるようになり、集中力アップや精神の安定にもつながる。慣れてきたら、1回あたりの時間や回数を増やしたり、違うポーズを取り入れたりしていこう。
朝晩にできるステップ運動
家で気軽にできるステップ運動もおすすめ。適度な高さの台を用意して、乗ったり降りたりのステップを繰り返す。ポイントは、背筋を伸ばして上から引っ張られているような感じで動作を続けること。まずは1回5分、朝晩の2回を目標に。慣れてきたら時間を延ばしてみて。
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