国連事務総長選が本格化 初の公聴会、女性待望論も

 国連総会(193カ国)は12日、今年末に任期満了を迎える潘基文事務総長(71)の後任候補の公聴会を開催した。前ニュージーランド首相のヘレン・クラーク国連開発計画(UNDP)総裁(66)=女性=ら現時点での8候補が対象で、選挙戦が本格化。国連創設以来、事務総長候補者への公開質問実施は初めて。

 国連では歴代事務総長を男性が占めていたこともあり、女性待望論が強く、既に女性4候補が名乗りを上げている。大統領選ではクリントン前国務長官(68)が民主党候補指名争いをリードしており、世界の超大国と最大の国際機関でともに女性トップが誕生する可能性もある。

 国連事務総長選を巡っては、安全保障理事会の5常任理事国を中心に“密室”で行われてきたとの批判が強く、初の公聴会には選出作業の透明性を高める狙いがある。(共同)

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