航空機の世界最大手ボーイングは15日、軍用機や兵器の製造部門を統合するため、一部工場の閉鎖して人員の配置転換を行うと発表した。
ロイター通信によると、ボーイングはテキサス州エルパソやバージニア州ニューイントンの工場などを閉鎖し、2020年末までに製造部門が工場に使用する面積を約450万平方フィート縮小する計画。人員はカリフォルニア州ロサンゼルス郡に1600人、ミズーリ州セントルイスに500人、アラバマ州ハンツビルに約400人を移転する。
同社はまた、オーストラリア、サウジアラビア、英国の防衛部門を含む世界的な事業グループを新設することも明らかにした。同社の防衛・宇宙・安全保障部門は10月27日現在で約4万8000人を雇用し、売上高は最新四半期(7〜9月)の売上高239億ドルの31.4%を占める。(U.S. Frontline News, Inc.社提供)
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