7月7日に大統領選 仏軍介入のマリ

 【共同】フランスが先月軍事介入した西アフリカ・マリの暫定政府は15日までに、大統領選を7月7日に実施すると表明した。ロイター通信などが伝えた。北部のイスラム過激派は拠点都市から撤退しており、選挙は国家の安定化を占う試金石となる。

 14日に記者会見した暫定政府の担当相によると、大統領選で過半数を得票する候補者がいない場合、7月21日に決選投票を行う。国会議員選も実施する予定。

 マリでは昨年3月の反乱軍のクーデターをきっかけに、過激派が北部を制圧した。フランス軍の介入後、過激派はアルジェリアとの国境付近の山岳地帯などに逃れたとされ、掃討作戦が続けられている。ただ北部ガオで今月前半に自爆テロが起きるなど、過激派のゲリラ戦術強化への懸念は強い。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る