フィリピン、仲裁拒否の中国に反発 南シナ海の領有権争いで
- 2013年2月21日
- 世界のニュース
【共同】フィリピン外務省の報道官は20日、南シナ海の領有権争いをめぐり中国が国連海洋法条約に基づく仲裁手続きを拒否したことに反発し「近く仲裁人を決める手続きを求める」との考えを示した。
中国が仲裁裁判所の審理に拒否姿勢を鮮明にしたことで、仮に仲裁の判断が出たとしても効果が期待できない可能性が高い。
報道官は中国との領有権争いに触れ「長年、2国間協議を続けてきたが、まったく進展はない」と強調。「国際機関での協議が最も平和的な解決につながる」とあらためて訴えた。
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