霊長類、毎年3千頭犠牲 ペットや展示に違法取引

 【共同】ペットや動物園での展示などを目的とした密猟と商業目的の違法な国際取引で、チンパンジーやオランウータンなど毎年約3千頭の野生の大型霊長類が捕獲されたり、殺されたりしているとの報告書を国連環境計画(UNEP)が5日までにまとめた。大型霊長類の違法取引に関する初の報告書。

 UNEPの専門家は「違法取引は増える傾向にあり、国際的な組織犯罪となっている」と指摘。バンコクで開催中の野生生物の国際取引に関するワシントン条約締約国会議で、各国政府に監視体制の強化を求めた。

 大型霊長類は、他にゴリラ、ボノボを加えた4種。オランウータンは東南アジア、他はアフリカに生息する。

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