カトリックに新風 欧州中心の伝統崩れる

 【共同】第266代法王にアルゼンチン出身のベルゴリオ枢機卿が選ばれた。法王はイタリアや欧州出身者から選ぶという長年の伝統を破り、世界最大のカトリック人口を誇る中南米からの初選出。「欧州中心主義が崩壊し、教会に新たな風が吹いた」(バチカン外交筋)と評価する声が上がっている。

 1978年に選出されたポーランド出身のヨハネ・パウロ2世は、約450年ぶりのイタリア人以外の法王だった。欧州以外の法王となると、1300年近くさかのぼる必要がある。

 過去に中東・北アフリカ出身の法王はいたが、15世紀後半以降にキリスト教が伝わった中南米出身者はおらず、歴史的な選出となった。

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