脊髄損傷、4年で臨床研究 iPSで患者10〜20人に

 【共同】慶応大の岡野栄之教授(生理学)は22日、横浜市で開催中の日本再生医療学会で、人工多能性幹細胞(iPS細胞)を利用して脊髄損傷の治療を目指す臨床研究を4年後に開始したいとの考えを明らかにした。

 患者10〜20人を対象にする。サルなどを使った動物実験では既に、けがでまひした足の機能回復に成功している。使う細胞の安全性や、移植後に問題が起きた場合の対処法を確立した上で、2017年にも臨床研究にこぎ着けたいとしている。

 計画では、京都大の山中伸弥教授らが現在、備蓄を準備している高品質のiPS細胞を利用し、神経細胞になる手前の細胞に成長させ、凍結保存しておく。

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