国連が平和維持軍検討 シリア政権崩壊に備え

 【共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラは1日、シリアでアサド政権が崩壊した場合に備え、国連が平和維持軍の派遣を検討していると報じた。米国や北大西洋条約機構(NATO)がシリア安定化で中心的な役割を担うのに消極的なため、国連の積極関与が必要だと判断しているという。

 潘基文事務総長の指示を受け、エリアソン副事務総長をトップとする100人以上の国連スタッフが秘密の有事計画を策定。エリアソン氏はアルジャジーラに対し「この紛争の終わりに、どういう事態に対応しなければならないかを懸念している」と語った。

 平和維持活動の専門家らによると、レバノンやシリア・イスラエル国境のゴラン高原に駐留する国連部隊の投入、トルコ軍の活用などが想定される。ただ、シリア問題で機能不全に陥っている安全保障理事会が平和維持軍派遣で早期に合意できるかどうかは不透明だ。

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