元大統領出馬認めずと報道 イラン、強硬派有利か

 【共同】イランのメヘル通信は21日、6月14日投票の大統領選の立候補者資格を事前審査する護憲評議会が、保守穏健派の重鎮ラフサンジャニ元大統領と、アハマディネジャド大統領の側近モシャイ元大統領府長官の立候補を認めないことを決めたと報じた。

 報道が事実であれば、最高指導者ハメネイ師に近い保守強硬派が選挙戦を有利に進めることはほぼ確実とみられる。

 メヘル通信が独自に得た情報で、公式発表ではないとしている。内務省が22日に最終的な候補者リストを発表する予定。

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