人の遺伝子、特許認めず 企業側主張も一部容認

 【共同】人の遺伝子が特許の対象となるかどうかが争われた訴訟で、米連邦最高裁は13日、体内で自然にできる遺伝子は特許対象として認められないとする判決を言い渡した。一方で研究のため人工的に合成した遺伝子は特許対象となると判断し、病気の検査法など応用技術の特許容認に含みを持たせた。

 訴訟は、乳がんリスクに関わる遺伝子の特許の妥当性をめぐって争われた。この遺伝子は、人気女優のアンジェリーナ・ジョリーさん(38)が両乳房の切除・再建手術を受けるきっかけとなった検査にも用いられた。

 米国では多くのバイオ企業がさまざまな遺伝子検査を手掛けている。判決はこうした事業に大きな影響を与えるのを避けながら「生命の設計図」である遺伝子そのものは誰のものでもないとする妥協点を示した形だ。

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