日本人カメラマンがけが リオのデモ、警官に殴られ

 【共同】ブラジル・リオデジャネイロで22日、ローマ法王フランシスコの訪問に関連して起きた抗議デモの取材をしていたAFP通信の日本人カメラマン、千葉康由さん(42)が警官に警棒で殴られ、頭を3針縫うけがを負ったことが分かった。地元メディアが伝えた。

 千葉さんの意識ははっきりしており、病院で手当てを受けた。デモは法王訪問に合わせ、同性婚を批判するカトリック教会や政治家の汚職に反発して発生。デモ隊の一部が過激化し、警官隊との間で火炎瓶と催涙弾の応酬があった。

 千葉さんは大分県出身で、朝日新聞やフリーを経て2011年からAFP通信サンパウロ支局で勤務。今年に入り、リオ支局に転じた。

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