シボレー、ボディに紫やピンク〜14年型サブコンパクト2車で
- 2013年7月24日
- 米国ビジネス
ゼネラル・モーターズ(GM)のシボレー部門は、2014年型のサブコンパクト車で奇抜な色の限定版を採用する。
USAトゥデイによると、14年型シボレー「ソニック」には紫のボディが加わる。ただ、シボレー首脳陣は紫と呼ばず、正式名称は「深い赤紫メタリック(Deep Magenta Metallic)」、さらに説明が必要な時は「明るいプラム色(chromatic plum)」と呼ぶ。
車体の色で紫と言えば、恐らくクライスラーのプリマス「バラクーダ」(1970年)を除いて米国人にはほとんど歓迎されない色だった。それでも、ソニック購入者のほぼ3分の1が「格好良い塗装は購入を決める上でかなり重要」と考えていることが分かったため、シボレーは採用に踏み切った。
シボレーはこのほか、ソニックより小型の「スパーク」でも、13年型にはあった「濃いオレンジ(Inferno Orange)」を廃止して、新しく「テクノ・ピンク(Techno Pink)」を採用する。これは関係者もピンクと呼ぶようだ。
新色の開発にあたり、シボレーはファンションショーや日用品、高級家具ギャラリーなどあらゆる分野を参考にしたという。
シボレーの色と内装の国際責任者キャサリン・サービオ氏は、3年前に韓国でスパークを発売した当時、ピンクの採用に消極的だった。「女性を釣ろうとする意図が丸見えだから」というのが理由だったが、現在は韓国で売れるスパークの約4台に1台がピンクだという。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ