アップル、アイフォーン下取りサービスを開始か 〜新型機種の販促を狙う

 アップル(Apple)は、250ヵ所のアップル・ストアー直営店において、中古アイフォーン(iPhone)の下取り制度を9月に開始するとみられる。

 同社は、アイフォーンの新型機種を9月にも発表すると指摘され、同月中に発売する可能性が高いことから、下取りサービスは、次期アイフォーンの販売数を増やすための作戦とみられる。

 USAトゥデイによると、アイフォーンをはじめとするスマートフォンの下取りサービスは多くの第三者業者が以前から実施しているが、アップルとしては、旧型アイフォーンを自ら下取りすることで新型機種を大々的に販促できると考えている、と業界専門家らは指摘する。

 旧型のアイフォーンは一般に、機種や状態によって120〜350ドルで下取りされている。下取り業者は、たとえば120ドルで買い取った旧型アイフォーンを再整備して南米やアジアの再販経路に乗せている。

 アップルは、新製品発表会を9月10日に開く予定。iOSの新版と新型アイフォーンが披露されると予想される。次期iOSには指紋認証機能が搭載されることで注目されている。

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