「ヒッグス発見」正式報告 ノーベル賞に追い風

 【共同】東大などが参加する欧州合同原子核研究所(CERN)の実験チームが、物質に重さを与えたとされる「ヒッグス粒子」発見のデータを論文にまとめ、欧州の物理学専門誌フィジックスレターズBに正式に報告した。7日付で掲載される。

 8日発表のノーベル物理学賞は、粒子の存在を予言した英エディンバラ大のピーター・ヒッグス名誉教授(84)らが最有力候補とみられており、追い風となりそうだ。

 チームは、CERNの大型加速器LHCで実験し、昨年7月「99.9999%以上の確からしさで新しい粒子を発見した」と発表。この粒子が、ヒッグス粒子であるかどうかデータを積み重ね、今年3月に「ヒッグス粒子だ」と判断した。今回、そのデータを論文にまとめた。

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