2度目の労働協約提案も拒否〜ボーイング組合、777Xの生産は?

 航空機製造大手ボーイングは12日、次世代ジェット旅客機「777X」をワシントン州で生産することを含む新しい労使契約を機械工組合に提示したが、組合側の幹部は再びこれを拒否した。
 ニューヨーク・タイムズによると、ボーイングは現在ワシントン州で「777」を生産しており、新型機も同州で生産したいと考えている。11月に提示した契約が組合員投票で否決されたため、今回の提案には、全整備作業員に対する契約金の増額、新しい労働者に対する昇給減速の取り消し、歯科保険に関する譲歩などが盛り込まれた。
 しかし組合側は、健康保険や年金に関する条件の改善も求めており、 国際機械工労組(IAM)の地域代表は「先月メンバーが強く反対した提案内容と大差がない」との理由で、新提案を組合員に推薦することを拒んだ。
 ただし、組合内でも意見は分かれており、IAMの全米代表は「新提案を受け入れるか、組合員に投票させるべき」との考えを示している。
 最初の提案が組合に拒否された後、ボーイングには22州から777Xの生産誘致の申し込みがあったが、同社は「今のところ新提案は組合幹部のもとにある」と説明している。

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