耳掃除は6300万ドル市場〜医者は「放っておくのが一番」
- 2012年10月18日
- 米国ビジネス
パーソナルケア商品のうち、「耳掃除商品」はかなりの売り上げになる安定した分野だという。しかし医者に言わせると、人間には自浄能力があってわざわざ耳あかを取る必要はない。やり方が悪いと耳あかを奥に押し込んだり、耳の中の皮膚を傷つけることにもなるという。
ウォールストリート・ジャーナルによると、米国では年間約1200万人が耳掃除を目的に医者にかかっている。ほかに、スパに行って中空のろうそく(火のついた方を外にして差し込む)で耳あかを取ってもらったり専門のパーラーに通う人も数百万人に上る。調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、北米では昨年、イヤードロップ(耳掃除用の液体)など消費者向け耳掃除商品の売上高が6300万ドルに… 続きを読む
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