脱獄罪公判、不当性主張 エジプト前大統領

 【共同】昨年7月のクーデターで政権の座を追われたエジプト前大統領のモルシ被告やイスラム組織ムスリム同胞団幹部らに対する脱獄罪の公判が28日、首都カイロの裁判所で始まった。前大統領は裁判官席に向かって「おまえは誰だ」と叫び、裁判の正当性を認めない姿勢を示した。

 検察は四つの事件で前大統領を起訴しており、公判が開かれたのはデモ隊の殺人を扇動した罪に関する昨年11月の初公判に続いて2回目。前大統領は裁判自体が不当だとして弁護人選任を拒否していたが、28日、今後選任する意向を示した。

 前大統領らは2011年1月、当時のムバラク大統領の退陣を求める大規模デモが起きた際、治安当局に拘束されて刑務所施設に収監されたが、パレスチナのイスラム原理主義組織ハマスの工作員らの助けで脱獄した罪に問われた。

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