STAP論文の撤回検討 文科省、理研に説明要求

 【共同】理化学研究所は11日までに、画像や表現に不自然な点が相次いで指摘された新たな万能細胞「STAP細胞」の論文の撤回を含めた検討を始めた。菅義偉官房長官も同日の記者会見で、文部科学省が理研に対して調査を実施し事実を明らかにするよう求めたことを明らかにした。

 下村博文文科相は「客観的な調査をして、再度論文を出すよう期待をしたい」と話した。理研は14日に調査の中間結果を明らかにする見通し。

 理研によると、撤回には著者全員の同意が必要で、STAP論文は計14人の共著。共著者の一人、チャールズ・バカンティハーバード大教授は米紙に「私が持っている情報に基づけば、論文が撤回されなければならない理由は見あたらない」と語った。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る