STAP記者向け資料撤回 共著者は細胞を分析依頼
- 2014年3月18日
- 日本発ニュース
【共同】理化学研究所は18日、発生・再生科学総合研究センター(神戸市)で1月に開いた、STAP細胞の作製に関する会見で配布した記者向け資料の一部に「誤解を招く表現があった」として撤回すると発表した。「報道各社、関係者の皆様に深くおわびする」としている。
また論文の共著者、若山照彦・山梨大教授が、保存している細胞を第三者機関に送り、分析を依頼したことも判明。送付したのは、STAP細胞を増殖するよう変化させた「STAP幹細胞」で、若山氏は「真実を知りたい」としている。
理研が撤回したのは、STAP細胞と人工多能性幹細胞(iPS細胞)を比較した補足資料。会見で説明した小保方晴子・研究ユニットリーダーと笹井芳樹副センター長が作ったといい、理研のホームページでは公開していなかった。
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