環境技術育成力、日本12位 40カ国評価し「中の上」
- 2014年6月27日
- 世界のニュース
【共同】国際的な環境保護団体の世界自然保護基金(WWF)は27日、再生可能エネルギーや省エネなどの環境技術を生み育てる力について40カ国を評価し、日本は12位だったと発表した。上位は1位から順にイスラエル、フィンランド、米国、スウェーデン、デンマーク。
「優れた環境技術」をセールスポイントにしている日本は、アジアでは1位だが、世界では「中の上」の位置。環境関連の特許数は首位で、公的な研究開発費は充実しているが、新技術を利用した起業を支える文化が弱く、新興企業の技術に対して市場の需要が小さいことなどが評価を引き下げた。
WWFは「需要を拡大するには、政策で再エネや省エネの意欲的な目標を掲げることが大事だ」と指摘している。
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