今後は「危険ドラッグ」に 「脱法」から呼称変更
- 2014年7月22日
- 日本発ニュース
【共同】警察庁と厚生労働省は22日、一般から意見を募集していた脱法ドラッグの新しい呼称について、選考の結果「危険ドラッグ」に決めたと発表した。覚せい剤や大麻に似た作用があるにもかかわらず「脱法」との表現が安易な使用を招いているとして、今後、新呼称の普及を図る。
警察庁と厚労省に計約8000件の応募があり、延べ約2万件の呼称が寄せられた。危険ドラッグの他に「準麻薬」「危険薬物」「破滅ドラッグ」などがあった。
古屋圭司国家公安委員長は22日の閣議後の記者会見で「『絶対に手を出さないで』と訴えたい。(新呼称が)浸透することで、非常に危険なものであると認識してもらえることを期待する」と述べた。乱用防止条例を独自に制定している自治体が一部にとどまることにも触れ「地方公共団体の関係者には一日も早い条例の制定をお願いしたい」と語った。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ