英、シリア空爆に消極的 オバマ政権に打撃

 【共同】28日付の英紙タイムズなどは、キャメロン政権がシリア空爆への参加に消極的だと報じた。シリアとイラクで過激派「イスラム国」が台頭する中、有志国による空爆を模索しているとされるオバマ政権にとって打撃となる。

 英PA通信によると、英首相報道官は28日、「空爆への参加要請は受けておらず、現時点で議論にもなっていない」と述べた。

 タイムズによると、英政権幹部はキャメロン首相が来年の総選挙を前にリスクの高い決断を避けていると説明。また政府筋は、空爆参加には議会承認を得る必要があるほか、アサド政権の同意なしにシリア領空に入るのは危険だと述べたという。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る