地球誕生の謎に挑む はやぶさ2に若き研究者
- 2014年10月20日
- 日本発ニュース
【共同】小惑星探査機「はやぶさ2」が11月30日、宇宙に飛び立つ。2020年の帰還をにらみ、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は試料採取・分析のチームに若い研究者を起用。太陽系や地球の誕生の謎に挑む中心人物が、北海道大大学院准教授の橘省吾さん(41)だ。
はやぶさ2は、小惑星「イトカワ」から地球に粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられた後、約30億キロ旅して18年に小惑星「1999JU3」に到着。約1年半かけて石や砂を採り、20年末に戻る予定になっている。
宇宙化学が専門の橘さんが計画に加わったのは初代はやぶさが帰路の途中にいた09年8月ごろのことだった。それ以来、予算や時間が限られる中で、より多く、より大きな試料を採取して持ち帰るための部品の設計や開発に携わってきた。
この記事が気に入りましたか?
US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします
最近のニュース速報
-
2024年7月16日 アメリカ発ニュース
米技術業界重鎮ら、トランプ氏の激励をあいついで表明 〜 暗殺未遂速報を受けて続々と投稿
-
ターゲットとショッピファイが提携 〜 ターゲットのオンラインいちばに中小の小売業者らが出店可能に
-
人工知能銘柄が今後10年の株式市場を動かす 〜 シスコの元CEOのベンチャー・キャピタリストが予想
-
2024年7月8日 アメリカ発ニュース, ハイテク情報, 米国ビジネス
スマート包帯の研究&開発が前進 〜 傷口の状態を遠隔追跡、包帯から投薬や電気刺激を可能に
-
飲食店で印刷メニューが復活~QRコード不評で
-
2024年7月1日 アメリカ発ニュース, 世界のニュース, 環境ビジネス, 米国ビジネス
ウェザーXM、ウェブ3とIoTで気象データに革新 〜 動く気象観測所群の分散型連携網を構築
-
米消費者のガソリン車好き続く~KPMGの意識調査
-
2024年6月27日 アメリカ発ニュース, 米国ビジネス, 自動車関連
対中EV貿易戦争、様々な副作用も
-
傷が早く治る、次世代ばんそうこう~医師との通信も可能に
-
生体認証決済が米国で拡大しつつある 〜 マスターカードやJPモルガンも導入へ