売却先、大手4行に絞る シティ、来月7日2次入札

 【共同】米国系のシティバンク銀行が、国内の個人向け事業の売却先を三井住友、三井住友信託、新生、りそなの大手4銀行にほぼ絞ったことが21日、分かった。売却に向けた2次入札を11月7日に実施することも判明。各行は資産査定を進めており、入札に参加するかを含め慎重に判断する。

 シティの売却対象は個人向け事業とクレジットカード事業の「シティカードジャパン」。9月に実施した1次入札では6銀行が応札したが、このうち三菱東京UFJ銀行とみずほ銀行は買い手候補から外れたもようだ。シティは年内に譲渡先を決めたい考えだ。

 各行は1兆円を超えるとされる外貨預金と優良な顧客基盤に魅力を感じている。特にシティカードジャパンが発行する「ダイナースクラブ」ブランドのカードの利用者は富裕層が多いとみられている。

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 日本では、何においても横並びが良しとされる。小学校への進学時の年齢は決まっているし、学校を...
  2. Water lily 今年は年頭から気にかかっている心配事があった。私は小心なうえに、何事も...
  3. 峡谷に位置するヴァウリアル滝の、春から夏にかけて豪快に水が流れ落ちる美しい光景は必見。島には約16...
  4. 2024年6月3日

    生成AI活用術
    2024年、生成AIのトレンドは? 2017年に発表された「Transformer」...
  5. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  6. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  7. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  8. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
ページ上部へ戻る