オフ・グリッド・ソーラーの可能性が増大 〜 サンファンダーの資金調達で

 クラウドソーシング(crowdsourcing)のソーラー融資サービス新興企業サンファンダー(SunFunder)は先日、シリーズAの資金調達で総額250万ドルを調達した。

 先進国のベンチャー・キャピタル調達ラウンドとしては小規模だが、著名投資家らが送電網以外のソーラー発電事業に関心を示したことを決定づけるものとして注目される。

 グリーンテック・メディアによると、サンファンダーは、コスラ・ベンチャーズやベター・ベンチャーズのほか、電力技術業界で世界大手のシュナイダー・エレクトリック(Schneider Electric)からも投資を獲得したことで、再生可能エネルギー業界と金融業界、投資業界からの関心を集めることになった。

 サンフランシスコとタンザニアに拠点を置くサンファンダーは、新興国市場における住宅向けソーラー・システムやマイクログリッド、商業向けソーラー事業のための短期の資本金と事業資金融資サービスを提供する。

 同社はそれと同時に、ソーラー・エンパワーメント基金(Solar Empowerment Fund)から借入資金を集め、世界各地の特筆すべき多種多様のソーラー開発事業融資において投資リスクを抑えた債券投資機会を優良投資家らに提供している。

 送電網に接続しない太陽光発電事業向けの借入資金として10億ドル以上を融資してそれを債権化することが、現時点におけるサンファンダーの目標だ。

 それを達成するには、サンファンダーは、オフ・グリッド(既存の送電網とつながっていない)のソーラー発電事業を劇的に増やす必要がある。それは簡単なことではないが、コスラの投資家は大きな可能性があると期待している。

 世界100ヵ国で事業展開し300億ドルの年商をあげるシュナイダー・エレクトリックがサンファンダーに出資したことは、新興国において送電網に接続しないソーラー発電事業に将来性があることを示す動きと言える。

 シュナイダー・エレクトリックは、新興国市場でオフ・グリッドの電力事業にすでに進出しており、今回の投資もその一環とみられる。

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