全米リコールに協力表明へ タカタ、公聴会で

 【共同】下院エネルギー・商業委員会の小委員会は3日、タカタ製エアバッグの欠陥による大規模リコール(無料の回収・修理)問題の公聴会をワシントンで開く。タカタ幹部は米当局から命じられた全米へのリコール拡大について、交換部品の確保に向けた増産など「必要なあらゆる措置を取る」と、協力する姿勢を表明する。

 交換部品の増産態勢の整備とエアバッグを搭載した自動車メーカーの対応が、リコール拡大実現の鍵を握る。

 この問題で米議会が公聴会を開くのは11月20日の上院に続き2回目。事前に公開された証言内容によると、タカタの清水博・品質保証本部シニアバイスプレジデントは、供給が不足している交換部品の生産ペースを現行の月約35万セットから来年1月以降に月45万セット以上に増やすと強調。リコール対象が拡大すれば、他メーカーからも調達すると説明した。

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