飛行記録装置を回収 墜落のエアアジア機

 【共同】インドネシアの捜索救助庁のスリスティヨ長官は12日、同国カリマンタン島沖で墜落したエアアジア機(乗客乗員162人)のフライトレコーダー(飛行記録装置)を海底から引き揚げ、回収したと発表した。原因解明に向け、大きな前進。

 フライトレコーダーは、ボイスレコーダー(音声記録装置)とともにブラックボックスと呼ばれる。長官によると、フライトレコーダーは翼の残骸の下で見つかった。別の同庁幹部によると、ボイスレコーダーも近くの海底で発見され、回収を急いでいる。

 フライトレコーダーには航空機の高度や速度、エンジンの状態などのデータが保管されている。ボイスレコーダーは、コックピット内の機長らの会話、管制との交信などの音声を保存。いずれも墜落の原因調査には欠かせないとみられている。

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