非中核市場でデータ・センター需要が増加 〜 新規参入企業も相次ぎ登場

 従来のデータ・センター集約地とは異なるいわゆる非中核市場において、データ・センター需要が供給を上回る勢いで伸びており、同市場に注力する新興事業者も増えている。

 非中核市場の成長の背景には、社内データ・センターからの切り替えを進める企業が増えていることや、コンテントおよびクラウド事業者のあいだで、利用者の近くにおいてホストする動きの高まりが挙げられる。

 データ・センター・ノーレッジ誌によると、オハイオ州アクロンといった小規模市場で企業向けにデータ・センターを提供するインヴォルタ(Involta)は、私企業投資会社のM/Cパートナーズ(M/C Partners)から5000万ドルの資金を調達したばかりだ。

 M/Cパートナーズのジリス・キャッシュマン氏は、「小規模市場でも必須要件はティア1市場の場合と同じ」「違いは小規模市場には高品質の冗長性の高いエンタープライズ級基幹施設がないこと」と話す。

 データ・センター大手のエクイニクス(Equinix)は、高成長の非中核市場で強いスイッチ・アンド・データ(Switch & Data)を2009年に買収した。

 スイッチ・アンド・データの元幹部のなかには、ヴイエクスチェンジ(vXchnge)や365メイン(365 Main)といった競合他社に入社し、新会社を立ち上げた者もいる。

 365メインは2012年にエクイニクスからデータ・センター16施設を買収し、「地域に焦点を合わせた全米プレイヤー」を目指す。

 データ・センター卸業のバイトグリッド(ByteGrid)は、需要はあるが供給が少ない、または卸しの選択肢がない市場を選んで進出してきた。オハイオ州クリーブランドの同社施設は、開業に先駆けた初回発売分が完売した。

 第2次市場には中小企業も多く、それらの企業は場所や電力に加えてさまざまのサービスを必要とする傾向がある。

 それを受けて365メインは、クラウド・ストレージ・サービスを導入し、バイトグリッドはマネージド・ホスティング事業者のネットリバー(NetRiver)を買収した。

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