新種の恐竜卵殻化石 国内初、世界最小クラス

 【共同】兵庫県立人と自然の博物館(三田市)は29日、同県丹波市山南町にある約1億1000万年前(白亜紀前期)の「篠山層群」から5種類の恐竜の卵殻化石が見つかり、うち1種類が新種であると発表した。日本国内で鳥類の卵殻化石の新種が確認された例はあるが、恐竜卵殻化石で新種と分かったのは初めて。

 表面の特徴的な模様などから、体重15キロ程度の獣脚類という恐竜の卵である可能性が高いという。恐竜の卵としては世界最小クラスで重さ約100グラムとみられる。殻の破片の大きさは最大で約7ミリ。2層構造で厚みは0.44ミリだった。

 学名は日本で発見されたことやギリシャ語で「卵の石」を意味する語にちなみ「ニッポノウーリサス・ラモーサス」とした。

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