米就業者27万人増に回復 10月、失業率5.0%
- 2015年11月6日
- アメリカ発ニュース
労働省が6日発表した10月の雇用統計(速報、季節調整済み)によると、景気動向を敏感に映す非農業部門の就業者数は前月から27万1000人増えた。18万人程度を見込んでいた市場予想を大幅に上回り、足踏みしていた雇用拡大のペースが急回復した。失業率は0.1ポイント低下し5.0%。米連邦準備制度理事会(FRB)が模索する12月の利上げ観測が強まりそうだ。
就業者数の伸びは雇用情勢が順調に改善している目安とされる20万人を3カ月ぶりに上回った。FRBは中国をはじめとする海外経済の減速の影響を警戒しているが、米国の雇用には大きな影響を与えていないようだ。(共同)
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