マグナ、メキシコにシート工場を開設
- 2015年12月14日
- 自動車関連
サプライヤー大手のマグナ・インターナショナルは、メキシコに自動車用シート工場を開設した。
オートモーティブ・ニュースによると、コアウイラ州に建設された工場(10万8000平方フィート)は、2017年のフル稼働開始に合わせて1000人前後を雇用する。マグナは今後3年間で工場に800万ドルを投資し、自動車メーカー向けにシート・トリム用素材の裁断や縫製を行う。
マグナは91年、プエブラ州に初のメキシコ工場を開設。新工場は28番目の生産施設で、研究開発(R&D)センターを含めメキシコで計2万4000人以上を雇用している。
メーカーの需要急増に対処するマグナは9月、1600万ドルを投じてモンテレー工場を拡張すると発表。ケレタロ州では3月、16年第1四半期の生産開始へ向け最新設備を導入した外装工場の建設を開始した。
IHSオートモーティブによると、メキシコの自動車生産台数は14年の322万台から20年には480万台に達する見通しだ。
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