U.S. Census Bureauが全米で2020 Censusの告知キャンペーンを開始
- 2020年1月15日
- ニュース
2020年1月14日、10年に一度実施される国勢調査「Census」の告知キャンペーンが開始された。アメリカで暮らすすべての居住者に、2020 Censusの調査に回答することの重要性を説く最初の一歩だ。テレビ、ラジオ、紙媒体、ソーシャルメディアを含め、1000以上の広告が発信開始となった。
今回のキャンペーンのキャッチコピーは“Shape your Future. Start here.”。「2020 Censusはあなたの回答にかかっています。これからの10年において、病院やヘルスケア施設、学校、教育プログラム、道路、橋といったあらゆる公共サービスに連邦政府の資金がどのように割り振られるかが決まります。あなたの今後の生活環境を左右する、重要な調査なのです」と話すのは、Census Bureauのディレクター、Steven Dillingham氏。
「国中の人々に2020 Censusを認識してもらい、オンラインや電話、郵送による確実な回答を促すため、広告や公共イベント、パートナーシップ、デジタルメディアや誌面メディアを通じて私たちは告知に尽力します。今回は、これまでの調査でも見逃されてきたマイノリティの人々にも非常にコミットしています」
キャンペーン開始当日、ワシントンD.C.では開幕イベントを開催。会場では英語をはじめ、12カ国語で制作された各種キャンペーン広告が公開された。今後、各メディア媒体ではもちろんのこと、ビルボードやバス停など町なかでもCensusへの協力を促すメッセージが掲載される。
回答は3月にスタート。パートタイムの募集も
3月になると、アメリカ合衆国国勢調査局から調査票が各家庭に郵送される(一部地域は前倒しで実施)。回答方法はオンライン、電話、用紙記入の3つから選べる。各自、やりやすい方法で回答ができるので簡単だ。
また、2020 Censusに向けて、パートタイムで働ける人々の募集も行っている。「全米の一人一人を確実にカウントするために、私たちは皆さんの助けが必要です。この国を挙げての調査を成功させるため、各州、コミュニティで協力してもらえる方、興味のある方はぜひご応募ください」。
リクルートに関する詳細:2020Census.gov/jobs
10年ごとに米国居住者の人数を確認する国勢調査。2020年4月1日時点でアメリカに住むすべての人が調査の対象となる。Censusの調査結果は、先の10年間における州や各地域の公共サービスへの資金配分を決める判断基準となる。回答回収は3月半ばより開始予定。オンライン、電話、郵送で回答可能。
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