育英ダブルダッチチームアポロシアター国際大会で準優勝
- 2022年12月23日
- ニュース
今年もベルギー、日本、香港などの世界各国から出場者が集うダブルダッチ国際大会が12月4日(日)にニューヨーク・マンハッタンのアポロシアターで開催され、ニューヨーク育英学園ダブルダッチクラブの複数チームがスピード部門でシングルス、ダブルス部門で上位入賞した。
コロナ禍の影響もあり同大会に三年ぶりに十三回目の出場となるニューヨーク育英学園は、その活躍ぶりから、大きな注目を集めていた。
ダブルダッチとは二本の縄を使って行う縄跳び、二人の回し手が回す縄の中でスピーディに跳んだり、パフォーマンスを行うスポーツ競技である。主な競技部門は二分間で跳んだ回数を競うスピード部門と、自由にアクロバット技を組み合わせるフュージョン演技部門。日本でも地方大会から全国大会まで開催されており、オリンピックの競技種目になるために世界中で人気が高まっているスポーツである。
同クラブの顧問を務めるのは、ダブルダッチの国際大会で数多くの優勝経験を持つ笠間将平教諭と加藤義隆教諭。二人とも培った経験をもとに、充実したダブルダッチの指導にあたっている。
中学二年生でありながら大人の部門に出場した、チームNINJAの藤井雄太くん。同学園での練習が9月に再開する前からも自主的に練習を行い、本番に挑んだ。本番ではミスを一度もせず、大台となる300回を超えた309回という記録で、スピード部門で準優勝を勝ち取った。
また四、五年生混合チームのSHINOBIのメンバーは、本番に強い一面を見せ、シングルス3位、ダブルス準優勝を果たした。トロフィーを貰った子ども達は「トロフィーを抱きながら寝たい」とトロフィーに頬擦りをするほど、嬉しかったようだ。
今年も幼児部ダブルダッチクラブに在籍している園児から学園職員にいたるまで多くの観客が集まった。また、保護者率いる応援団も発足し、盛り上がりを見せた。
昨年に引き続き、学園内の部員は幼児部を中心に増加し、月、火、土曜日のダブルダッチクラブ活動とともにいずれも人気となっている。ダブルダッチは、瞬発力・持久力・チームワーク等が養えるため、第一次成長期間に該当する幼児や小学生にも人気が高い。また、近年は、現地校でのデモンストレーションや講習会を開催するなど、普及活動にも力を入れている。今後のニューヨーク育英学園ダブルダッチの活躍に期待が高まる。
■問い合わせ:ニューヨーク育英学園 アフタースクール部門(201−947−4832)
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