ネイティブがよく使う「Me too」以外の言い方
- 2019年9月10日
相手に発言に対し、共感や同意の意を示す際に、「Me too(私も)」と表現することは誰でもご存知かと思います。しかし、ネイティブの日常会話では、他にも様々な言い回しが使われているので覚えておきましょう。
1) Same here
→「同じく」
この表現は、日本語の「同じく」とよく似たニュアンスで使わるカジュアルな言い回しです。Hereを言わずに「Same」だけで表現してもOK。
A: I’m starving
(ちょーおなかすいた!)
B: Same here! Let’s go eat lunch
(同じく!ランチを食べに行こう!)
〜会話例2〜
A: I’m really into “Suits” right now. It’s a great show!
(今、「スーツ」にはまってて。良い番組だよね。)
B:Same! It’s so interesting!
(私も!面白いよね!)
〜会話例3〜
A: I went to America and gained so much weight.
(アメリカに行ったらめっちゃ肥えてもうた。)
B: Same here! The food is good, but it’s also so greasy!
(うちもやって〜!美味しいねんけど、めっちゃ脂っこいしな〜。)
Join the club
→「私もです」
相手の話を聞いて、「私もです」や「私も同じです」のように自分も相手の話している内容と同じ立場や境遇にいること伝える際に、アメリカ人の間ではよく使われる口語的なフレーズです。「Join the club」を直訳すると「同じクラブに加わる」となりますが、“クラブ”は同じ類いの人々が集まる場所や状況をなぞらえており、共通の興味や関心を持つ仲間がクラブに加入することで、同じ状況を共に共感し合う間柄になることから、「同感」や「共感」を意味する表現になりました。特に何かしらの問題や悪い出来事、大変なことがあった状況に対して冗談半分で使われることが多いです。
✔︎「Welcome to the club」でもOK。
✔︎「In the same boat」も同様の使い方できる。
(試験に合格しなかったの?私も同じだよ。)
・You got divorced? Welcome to the club.
(バツイチ?僕もだよ。)
〜会話例1〜
A: My baby cries all night. I can’t sleep at all.
(子供が一晩中泣くから全然寝れません。)
B: Welcome to the club! That’s the life of having a baby.
(私もですよ。赤ちゃんのいる生活はそんなものですよ。)
〜会話例2〜
A: Why do I have to clean the office? This sucks.
(何でうちがオフィスの片付けをせなあかんねん?最悪やわ。)
B: We’re all in the same boat so stop complaining.
(うちらもいっしょやねんから、文句言わんといて。)
3) I feel you
→「分かる!」
この表現は、「あなたの気持ちが分かる」という意味合いがあり、日本語の「わかる!」と使い方がよく似ています。どちらかと言うと、寒い・眠いなど、ネガティブな意味での共感を示す場合に使われる傾向があります。この言い回しもちょっとカジュアルなので、上司や目上の人に対しては使うのは避けた方が無難でしょう。
A: I’m tired.
(眠いわ。)
B: I feel you man, we stayed out way too late last night.
(分かるー。昨夜はさすがに帰るのが遅すぎたね。)
〜会話例2〜
A: I don’t want to go to work tomorrow.
(明日は仕事に行きたくないな。)
B: I feel you. I wish every weekend was a three-day weekend.
(分かる。毎週3連休だったらいいのにね。)
〜会話例3〜
A: I had a rough week at work.
(今週は仕事が辛かったよ。)
B: I feel you! I had a hectic week too.
(分かる!私も慌ただしい1週間だった。)
4) Seriously
→「ほんとうに! / マジで!」
相手の発言に激しく同感する際、「真面目に」や「真剣に」などを意味するSeriouslyを使って表現することもあります。夜遅くまで一緒に仕事をしている同僚が「疲れた」といった場合や、氷点下の外を一緒に歩いている友達が「寒い」と言った場合など、明らかに同感しざる終えないシーンで使うことが多いです。
A: It’s freezing in here!
(この部屋、すごく寒いね。)
B: Seriously! Why is the AC on full blast?
(だよね!なんで、エアコン強風になってるの?)
〜会話例2〜
A: I’m so confused.
(全然理解できない。)
B: Seriously! I never understand what that professor is saying.
(マジで!あの教授の言ってることは分かりにくいよね。)
〜会話例3〜
A: Thai food is so good.
(タイ料理って本当に美味しいよね。)
B: Seriously! Who knew spicy food could be so delicious?
(ほんとに!あんなに辛い物が美味しいって意外だよね。)
おまけ
Me three / Me four / Me five…
誰かが「Me too!」といった時に、さらにそこへ便乗して「私も」という際、「Me too」を「Me two」になぞらえて、「Me three!」や「Me four!」とどんどん大きな数字で「Me too(two)」を表現していくことがあります。基本的に子供の言葉遊びですが、大人がふざけて使うこともあります。
A:I’m hungry.
(おなかすいたー。)
B:Me too
(私も。)
C:Me three
(俺も〜。)
D:Me four
(うちも〜。)
A:Great! Let’s order pizza!
(じゃ、ピザを頼もう!)
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