副大統領候補選び大詰め 共和トランプ氏、動き活発

 大統領選の共和党候補指名が確定した実業家トランプ氏(70)の副大統領候補選びが大詰めを迎えている。ランニングメート(伴走者)に取り沙汰される政治家たちと相次いで会談するなど動きが活発化。正副大統領候補を正式指名する党大会の開幕を18日に控え、来週にも人選を発表するとの観測が広がっている。

 副大統領は、大統領が死亡した場合などの大統領職継承権第1位にあり、上院議長も兼ねる重要ポスト。副大統領候補の人選は「将来の大統領が下す最初の決断」として大きな注目を集める。政治経験がないトランプ氏は、職業政治家の中から選ぶ考えを示している。

 トランプ氏は急浮上したインディアナ州のペンス知事(57)と2日に、元軍人の女性でアイオワ州選出のアーンスト上院議員(46)と4日にそれぞれ意見交換した。(共同)

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