GE、スマート住宅向け製品に注力 〜 グーグル・アシスタント対応製品群をCESに出展へ

ラスベガスで開かれる毎年恒例の国際消費者電子製品見本市CES(Consumer Electronics Show)ではことし、人工知能やロボットのほかに家庭向けスマート機器類の出展が特色の一つになる見込みで、それを象徴するのがGEの新製品群といえそうだ。

テッククランチ誌によると、GEは、グーグルの仮想執事人工知能グーグル・アシスタント(Google Assistant)に対応させたスマート電球「C」の大きさを3倍にするほか、100万単位から選べる色付きスマート電球、遠隔操作を可能にする明度調整照明スイッチ、動作および環境光感知の照明を制御できる動作検知器をCESに出展する計画だ。

それらすべての製品は、別のスマート住宅機器制御装置を必要とせず、グーグル・アシスタントに対応するグーグル製の自然言語処理仮想執事端末(スマート・スピーカー)やスマートフォンに音声指示することで操作できる。

GEは、スマート住宅向け製品をアマゾンの自然言語処理仮想執事アレクサ(Alexa) に早くから対応させている。GEはそれをグーグル・アシスタントにも拡大させることで、住宅機能のスマート化を強化する。

それらの新型スマート電球群は、アレクサのほかアップルのホームキット (HomeKit)にも対応する。電球の小売価格は約40〜75ドルと非常に高額だ。ことしのCESは、1月8日〜1月11日まで開かれる。

【https://techcrunch.com/2019/01/03/ge〜adds〜a〜bunch〜of〜google〜assistant〜friendly〜smart〜home〜products/】 (U.S. Frontline News, Inc.社提供)

この記事が気に入りましたか?

US FrontLineは毎日アメリカの最新情報を日本語でお届けします

最近のニュース速報

アメリカの移民法・ビザ
アメリカから日本への帰国
アメリカのビジネス
アメリカの人材採用

注目の記事

  1. 今年、UCを卒業するニナは大学で上級の日本語クラスを取っていた。どんな授業内容か、課題には...
  2. ニューヨーク風景 アメリカにある程度、あるいは長年住んでいる人なら分かると思うが、外国である...
  3. 広大な「バッファロー狩りの断崖」。かつて壮絶な狩猟が行われていたことが想像できないほど、 現在は穏...
  4. ©Kevin Baird/Flickr LOHASの聖地 Boulder, Colorad...
  5. アメリカ在住者で子どもがいる方なら「イマージョンプログラム」という言葉を聞いたことがあるか...
  6. 2024年2月9日

    劣化する命、育つ命
    フローレンス 誰もが年を取る。アンチエイジングに積極的に取り組まれている方はそれなりの成果が...
  7. 長さ8キロ、幅1キロの面積を持つミグアシャ国立公園は、脊椎動物の化石が埋まった岩層を保護するために...
  8. 本稿は、特に日系企業で1年を通して米国に滞在する駐在員が連邦税務申告書「Form 1040...
ページ上部へ戻る