「着陸用ロープ手放した」と証言 気球事故、直後に上昇と地上要員

 【共同】エジプト南部ルクソールで日本人4人を含む19人が死亡した気球墜落事故で、ツアーを実施した「スカイクルーズ」の地上スタッフの男性が28日、共同通信の取材に、事故当時、操縦士(28)が着陸のために気球から投下したロープを地上スタッフが「手放した」ことで、気球が直後に急上昇したと証言した。

 気球は男性らがロープを手放した時点ですでに出火しており、300メートル上空で全焼し、その後墜落した。

 一方、現場にいた目撃者の一人は同日、地上スタッフが手放したロープが燃えていたのを見たとも証言した。

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