グーグル(Google)は11月1日、生成人工知能(generative artificialintelligence)による画像生成ツールを米国内の広告主向けに提供開始した。ほぼ同じ機能を10月25日に発表したアマゾンに続く動きだ。
テッククランチ誌によると、広告主ら(小売業者、広告を出す会社、デジタル広告代理店ら)は、その新機能を統合したグーグル・プロダクト・ステューディオ(ProductStudio)を介して文字から画像(text-to-image)人工知能機能を使い、広告や宣伝に使いたい画像を描写するプロンプトを入力するだけで新たな商品画像を生成できる。
同機能は、商品画像の背景色を変えたり、背景を単色にしたりといった簡単な作業のほか、特定の場面のなかに商品を配置するといった高度のコンテント生成にも使える。
グーグルによると、生成人工知能モデルは、低品質の画像を改善したり、邪魔な背景を除去したりするのにも役立つ。広告主らはその結果、追加の物撮りに撮影コストを費やす必要がなくなり、専門家による仕事のような良質画像を簡単に生成してデジタル広告に使えるようになる。
グーグルによると、同機能は米国内のすべてのマーチャント・センター・ネクスト(Merchant Center Next)利用者のほか、ショッピファイ(Shopify)上のグーグル検索やユーチューブ・アプリケーションで使える。
(Gaean International Strategies, llc社提供)
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