アフガン、欧米足並み乱れ カルザイ大統領に焦り

 【共同】アフガニスタンに展開する国際治安支援部隊(ISAF)が撤退を本格化させる中、カルザイ政権と部隊を派遣する欧米の足並みが乱れている。背景には反政府武装勢力タリバンとの和平協議の蚊帳の外に置かれたカルザイ大統領の焦燥感がある。

 「米国はタリバンと毎日のように対話している」。カルザイ氏は10日、首都カブールで演説し、自身の頭越しに協議が進められていることへの不満を吐露。さらに「タリバンは米国のためにテロを行っている」と両者があたかも結託しているかのような発言を続けた。

 この日、就任後初めてアフガンを訪問していたヘーゲル米国防長官はカルザイ氏と予定していた記者会見を中止。米当局者はテロなど「安全上の脅威があるため」と表向きの理由を説明したが、両者に早くも不信感が芽生えたことをうかがわせた。

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