FBI、アイフォーン同士以外ではアイメッセージを使わないよう注意喚起 〜 中国の国策ハッカーら、米スマートフォン利用者らの情報を窃盗

FBIは先日、中国国家安全保障省からサイバー攻撃の実行を請け負うハッキング・グループ「ソルト・タイフーン(Salt Typhoon)」が米国の携帯電話通信網に侵入し、米国内の多くのスマートフォン利用者たちから通話やメッセージのメタ・データ、コンテントを盗み出しているため、アイフォーン利用者らに対し、SMS(Short Message Service)/RCS(Rich Communication Services)の使用を止め、暗号化されたプラットフォームを代わりに使うよう警鐘を鳴らした。

フォーブス誌によると、世界のスマートフォン市場では、アンドロイド端末がアイフォーンを4対1で圧倒しているが、米国内では、アイフォーンがアンドロイドを上回っているため、FBIは、アップルのアイメッセージ(iMessage)をアンドロイド向けに使わないよう注意を喚起した。

アイメッセージは、アップル独自の技術規格にもとづくメッセージング・アプリケーションで、末端間暗号化メッセージング・プロトコールを使っている。同社が先日出したiOS18の最新版では、同社のテキスト・メッセージング・プラットフォームは、アイメッセージのほか、RCSとSMSの両方に対応している。したがって、アイフォーン利用者間では非常に安全だ。

テキスト・メッセージング・アプリケーションの安全性は、上からアイメッセージ、RCS、SMSの順だ。SMSとRCSでは、送受信が完全には保護されない。アイメッセージ画面で緑色の吹き出しでつねに表示されるのは、そういうことを意味している。

RCSまたはアイメッセージが有効になっていない場合、テキスト・メッセージング・プラットフォームは自動的にSMSに戻る。アンドロイド端末はアイメッセージに対応しないため、もっとも脆弱なSMSに戻る。つまり、アイフォーン利用者からアンドロイド利用者へのテキスト・メッセージングがもっともハックされやすいということだ。

対策としては、ワッツアップ(WhatsApp)やシグナル(Signal)といった第三者製アプリケーションを使うことが挙げられる。それらのモバイル・メッセージング・アプリケーションは、アイメッセージと同様に末端間暗号化技術で保護されている。

(Gaean International Strategies, llc社提供)

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