ミャンマーで民間日刊紙 半世紀ぶり、新時代幕開け

 【共同】民主化を進めるミャンマーで1日、約半世紀ぶりに民間日刊紙の発行が正式に始まった。これまで日刊紙は国営紙に限られてきたが、一昨年発足したテイン・セイン政権が報道規制緩和の一環として許可した。

 新たにスタートを切った4紙のうち「ボイス・デーリー」のチョー・ミン・スエ編集長(43)は「報道の自由実現に向けた大きな一歩」と評価。新時代の幕開けを迎えた同国メディアだが、政府のメディア統制の動きや記者教育など今後の課題も多い。

 チョー・ミン・スエ氏は主要週刊紙「ボイス・ウイークリー」の編集長も兼ねる。「ウイークリー」は2004年に創刊。政府の事前検閲に従わずに発禁処分を受けること6回。「デーリー」創刊にあたってこれまで60人程度だったスタッフを、20〜30代を中心に約80人に増やした。

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