「運転中のテキストやめて」〜AT&Tの運動に他社も参加
- 2013年5月17日
- アメリカ発ニュース
米携帯電話サービス会社(キャリヤー)大手は、運転中のテキスティングをやめるようドライバーに訴える合同キャンペーンを近く開始する。
ロサンゼルス・タイムズによると、AT&Tは、10代が運転する車が絡む交通死亡事故が多発する夏の期間、「It Can Wait」と銘打った運転中のテキスト禁止運動を実施する予定。これに同業のベライゾン・ワイヤレス、スプリント、Tモービルのほか200を超える団体が賛同し、参加すると表明した。
キャンペーン期間は、10代ドライバーにとって「最も危険な100日間」と言われるメモリアル・デイ(今年は5月27日)からレイバー・デイ(同9月2日)まで。運転中のテキスティングは危険であることを、各社の予算を集めた大量の広告で強調する。
運転中にテキスティングするドライバーは事故に遭う確率がしない場合より23倍も高まるが、AT&Tの最新調査によると車で出勤中にテキスト受送信をしている人は49%にも上る。
キャンペーンでは、実際に運転中にテキスティングをしていて事故に遭った人の話を、テレビ、ラジオ、ソーシャルメディアなどを通じて伝える予定。ウォルマート、ベストバイ、ラジオシャックを含む多くの小売店の店内掲示でも同様のメッセージが流れる。
同キャンペーンに合わせて、HTC、サムスン、パンテックの携帯電話製造大手は、AT&T利用者の電話機に運転中はテキスト機能が使えない「ドライブモード・アプリ」を出荷時から搭載することに合意した。
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